次世代省エネルギー基準と窓
次世代省エネルギー基準では開口部の熱貫流率が4.0Kcal/㎡・h・℃以下になります。
窓の熱貫流率とは、窓面積1㎡あたり内外温度差が1℃の時にガラス面から逃げる熱量をいいます。
【開口部断熱の目的】
・熱の損失を防ぐ ( 開口部から全体の20%の熱が逃げている )
・窓の結露を防ぐ
今の新基準では、5.6Kcal/㎡・h・℃ですから単板ガラスのサッシュでよかったのですが、次世代省エネルギー基準では.0Kcal/㎡・h・℃となるため複層ガラスの使用が必要となります。高断熱、高気密住宅では熱損失係数を計算することで消費エネルギーを算出できます。家をデザインするように開口部の大きさや位置を考え、性能をデザインすることが肝心です。
建築デザイン / 2010年6月22日